
ビットコインとアルトコインって連動している?
ビットコインの値動きに注目しておけばアルトコインのこれからの動きが分かる?
上記のような疑問にお答えします。
ビットコインとアルトコインの2020年10月1日~2021年6月10日までの価格推移を比較して、相関関係や取引に活かせそうな点など説明しています。
ビットコインとアルトコインは連動しているか否か
結論から言うとYESです。
ただし、金魚の糞のように綺麗に後追いして連動しているものからあまりしていないものまで様々です。
全体的に見たらビットコインと連動しているアルトコインは多いです。
価格の推移
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ECH)、テゾス(XTZ)、ステラルーメン(XLM)、ネム(NEM)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)を比較してみました。
今回取り上げたアルトコインは国内の取引所で取り扱っている銘柄の中で、チャートのCSVデータを入手できたものです。
①BTCとBCH ②BTCとETC ③BTCとETH ④BTCとLTC ⑤BTCとNEM ⑥BTCとXLM ⑦BTCとXRP ⑧BTCとXTZ
相関関係①:ビットコイン上昇後にアルトコインも漏れなく上昇
タイミングは違えどビットコイン上昇後に上記のアルトコインは漏れなく上昇しています。
まあ言われなくても仮想通貨の基軸通貨であるビットコインが上昇すればアルトコインも上昇するのは至極当たり前なことです。
ここでのポイントは”ビットコイン上昇後”ということです。
つまり、ビットコインで上昇トレンドをきちんと確認してからアルトコインに投資しても高確率で大きく稼ぐチャンスがあるということです。
ビットコインがちょっと上昇したからといって焦って取引する必要はないですね。
上記に挙げたグラフの①、②、③、⑤、⑦は特にビットコインの上昇からだいぶ時間が空いた後に上昇しています。
2017年12月に記録した約220万円を更新したのを確認してからアルトコインに投資してもタイミングとしては早いくらいですよね。
BTCが最高値を更新した2020年12月17に口座開設しても間に合いそうですね。
相関関係②:下落タイミングはほぼ同じ
ビットコインが下落するとアルトコインもほぼ同タイミングで下落しています。
グラフ⑤に示したNEMに限ってはビットコインがまだまだ上昇トレンドの真最中に大暴落しています。
暴落が起きるとアルトコインはビットコイン よりも下落率が大きいのも気になります。
したがって利確する場合のタイミングは結構難しそうですね。
まとめ
ビットコインとアルトコインには相関関係があり、主に下記2点です。
- ビットコイン上昇後にアルトコインも漏れなく上昇
- 下落タイミングはほぼ同じ
アルトコイン取引をしようと考えている方は、ビットコインの値動きに注目すればベストな購入タイミングを高確率で当てることができます。
ただし、下落タイミングはビットコインとほぼ同タイミングかつ、アルトコインの方が下落率が高いので利確タイミングを当てるのはなかなか難しそうです。
利益に目がくらんで欲張り過ぎてしまうと痛い目見るので、深追いはしすぎないことです。
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