トラリピの3つのリスクを徹底解説【リスク管理方法を3つ紹介】

FXトラリピ
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この記事を読むことで、マネースクエアが提供するトラリピ(FX)のリスクについて知ることができます。


この記事では、トラリピのリスク、リスク管理方法を紹介し、それらを分かった上で、リスクを見える化できる運用試算表やフラッシュクラッシュについて解説します。


トラリピはコツコツと長期的に資産を築き上げていく手法なので、ロスカットにならないように、この記事が、運用の手助けになれば嬉しいです。

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トラリピのリスク

設定レンジから外れたらどんなリスクがある?



トラリピの代表的なリスクは次の3つです。

  • 逸失リスク
  • 損失リスク
  • フラッシュクラッシュのリスク


逸失リスク

逸失リスクとは、“儲ける機会を失うリスク”のことです。

例えば、下の図のように、狙ったレンジに買い注文を仕掛けて、為替が設定レンジを上方向に抜けた場合、含み損が増える心配はありませんが、新規注文は成立しません。

逸失リスク



損失リスク

損失リスクとは、“含み損がどんどん増えていくリスク”のことです。


例えば、下の図のように、狙ったレンジに買い注文を仕掛けて、為替が設定レンジを下方向に抜けた場合、利益は出ず、ただただ含み損が増えることになります。

損失リスク



損失がどんどん増えて、証拠金維持率が100%以下になると自動ロスカットとなります。

ロスカットのリスク


自動ロスカットになると、資金のほとんどを失うことになります。
この仕組みは、利用者に負債が残らない、かつ、運営側がちゃんと回収できるという、どちらにもメリットとなります。

フラッシュクラッシュのリスク

しかし、証拠金維持率が100%の時に、自動ロスカットが発動しないこともあります。
それが、“フラッシュクラッシュのリスク”です。


フラッシュクラッシュなどで瞬間的に価格が変動すると、ローソク足とローソク足の間に生じる空間である“窓”ができることがあります。

窓が発生したチャート



その窓部分に損切りの指値注文をしていた場合、成立しない可能性があります。

下のチャートは2019年1月3日に発生した、アップルショックと言われるフラッシュクラッシュ時の値動きです。
わずか5分程度の間に、4円以上の急落をし、その後すぐにショック前の価格に戻りました。

アップルショック時の米ドル円チャート(4時間足)


過去に起きたフラッシュクラッシュやその頻度について、こちら⬇️の記事でまとめているのでぜひ。
フラッシュクラッシュは2年に1回の頻度で発生 【トラリピ設定の際の参考に】

リスク管理:未然に防ぐためにやるべきこと

上で説明したリスクに当てはまらないように、リスク管理をしっかりして長期運用するために、やるべきことを説明します。


それは次の3つです。

  • 失敗パターンに当てはまっていないか確認
  • 運用試算表で確認
  • 複数通貨ペアに分散して運用


失敗パターンに当てはまっていないか確認

トラリピで大損する失敗パターン5つは⬇️です。

  • 運用している通貨ペアがレンジ相場を形成していない
  • 想定レンジ幅が狭すぎる
  • ロスカット条件を認識していない
  • 相場変動が少ないとポジションを追加してしまう
  • 含み損に耐えきれず損切りしてしまう


詳細についてもっと知りたい!という方はこちら⬇️。
トラリピで大損する失敗パターン5選 【トラリピの性質を理解しよう】


まずはこれらの失敗パターンに当てはまっていないかチェックしてみてください。

運用試算表で確認

運用試算表で、運用資金やトラップ本数などの条件を色々変えてシミュレーションすることをおすすめします。

運用試算表を使うには口座開設が必要

運用試算表を使うには、口座開設して、マイページにログインする必要があります。

トラリピを始めるか迷っていて、まだ口座開設していない方は下記の公式サイトから開設できます。
マネースクエア


口座開設は無料で、口座維持費などのランニングコストも掛からないので「開設したけど、やっぱりやーめた!」でもOKです。


【トラリピの始め方】口座開設申し込みから入金までの流れを画像で説明


また、運用資産表の他に、詳細シミュレーション(PC限定)もあり、複数通貨ペアを保有したり、レートを変更してみたり、色々と試すことができます。

複数通貨ペアに分散して運用

複数通貨ペアを運用することで、為替の変動リスクを分散させることができます。


どういうことかというと、例えば、USD/JPYだけで運用している時に大暴落がきたら、多額の含み損を抱える、もしくは最悪の場合、ロスカットになる可能性があります(買い新規の場合)。


しかし、USD/JPYと逆相関関係にあるEUR/USDも、同時に運用(買い新規)していた場合、USD/JPYでの含み損とEUR/USDでの含み益が相殺される可能性があるということです。

卵はひとつのカゴに盛るな

1種類の通貨ペアにまとめずに、複数通貨ペアで運用することで、為替の変動リスクを分散させることができますが、通貨ペア選びで大切なのは“相関関係”にある通貨ペアを選ぶことです。



リスクに当てはまった際の対処方法

もしも、上記で説明したリスクに、すでに当てはまっている場合の対処方法について説明します。

逸失リスクに当てはまった際の対処方法

逸失リスクの対策としては下記の2つ方法があります。

  • 資金を追加してレンジ幅を広げる

初期の想定レンジ幅が狭かったことが原因なので、資金がある方は入金して追加設定によってレンジ幅を広げてみてください。

  • トラリピ設定を一度清算して、再設定する

レンジ幅を上抜けしている状態では含み損0なので、上昇トレンドがまだまだ続きそうなときは設定を一度清算してしまって、トラリピを再設定することをおすすめします。


資金を追加したくない方は、仕掛けるレンジ幅以外の設定はそのままで上方向にシフトさせるだけで完了です。

損失リスクへの対策

損失リスクの対策としては下記の2つ方法があります。

  • 損失を確定させて、トラリピを再設定

思い切って損切りする勇気が必要ですが、損失が大きくなりすぎる前に清算してしまい、再設定する。


「もしかしたらレートが回復してくるかもしれない」と誰もが期待しますが、大抵の場合、損失はどんどん拡大していきます。←ただの肌感覚ですが。。。

  • ロスカットを避けるために資金を追加し、為替レートが戻ってくるまで塩漬け

為替レートが戻ってくる可能性が高い場合は、資金を追加して塩漬けしておくのもありです。


ただし、「レンジ抜け→資金追加→塩漬け」のような設定が多発するようならば、想定しているレンジ幅が狭すぎる可能性があるので、数年間分のチャートを参考にレンジ幅を設定することをおすすめします。

まとめ

ここまで、読んでいただきありがとうございました。
内容を簡単にまとめると、こう⬇️です。

トラリピのリスク
・逸失リスク
・損失リスク
・フラッシュクラッシュのリスク
リスク管理:未然に防ぐためにやるべきこと
・失敗パターンに当てはまっていないか確認
・運用試算表で確認
・複数通貨ペアに分散して投資


トラリピのリスクについて、しっかり理解して、楽しく運用ができれば嬉しいです。
また、最新の運用実績についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。


\口座開設はこちらから⬇️/

マネースクエア


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