トラリピ運用において、想定していたレンジからずれたり、資金を追加してポジションを追加したりする場合の設定の変更方法について説明します。
\トラリピの口座開設はこちら⬇️/
トラリピ設定の変更方法
トラリピの設定変更は主に下記の3パターンです。
- 全てのポジションを決済して再設定
- 既存のポジションを残して再設定
- 既存の設定はそのままでポジションを追加する場合
全てのポジションを決済して再設定
全てのポジションを決済する場合のメリット、デメリットはこちら↓です。
- メリット
資産管理がわかりやすい - デメリット
含み損が確定する
損失を確定させて残った金額がそのまま今使える運用資産となるので再設定を考えやすいです。
設定変更の流れ
- PC
マネースクエアログイン/トレード画面へ/メニュー/トラリピ管理表/変更するトラリピ設定を選択/再設定/「ポジションを決済する」に☑️/入力画面に進む - スマホ
マネースクエアログイン/メニュー/トラリピ管理表/変更するトラリピ設定をタップ//レンジ再設定/「ポジションを決済する」に☑️/入力画面に進む
上記の流れでポジションを再設定していきます。
ハーフ&ハーフで運用している場合、仕掛けるレンジ幅の両端において含み損は最大となり、ハーフ&ハーフの中間地点、つまり買い注文と売り注文の境界線において含み損は0となります。
既存のポジションを残して再設定
- メリット
含み損を確定しなくて良い - デメリット
資産管理が複雑になる
ロスカット条件を考える際に既存のポジションの影響と新規設定したポジションの影響を考える必要があるため複雑になるかもしれません。
いずれチャートが戻ってくれば損失を負うことはありませんので、ロスカット値は十分余裕を持った設定にしておくことをおすすめします。
既存のポジションを残した場合の注意点として”決済の予約注文がリセット”されます。
したがって、仮にチャートが瞬間的に変動した際に決済のチャンスを逃してしまわないように決済注文を改めて仕掛ける必要があります。
既存の設定はそのままでポジションを追加する場合
- ポジションを追加する位置
取引している通貨ペアの現在のレート - 必要資金
既存のトラリピ設定と同じロスカット値を満たす金額
既存の設定にポジションを追加するとロスカット条件などの設定が複雑になる思いがちですが、上記の方法でポジション追加をすれば何も複雑なことはありません。
下記のトラリピ設定に買いポジションを一つだけ追加する場合で説明します。
買い or 売り :買い
通貨ペアは? :加ドル円(カナダドル円)
運用予定額は? :30万円
仕掛けるレンジ幅は? :75~90円
レンジ内に仕掛ける本数は? :15本
1本あたり何通貨? :0.1通貨
1回のリピートで狙う利益は?:500円
ストップロス設定は? :設定しない
ロスカットは? :65.102円
ハーフ&ハーフでの運用だと下記のようなイメージになります。赤線が買い注文、青線が売り注文を表しています。ここに追加していきます。
カナダドル円の現在レートが78.65円として、既存のトラリピ設定のロスカット値65.102円を満たすにはいくらか必要かトラリピ運用試算表でシミュレーションします。
「運用予定額は?」のところを見ていただければ、17,000円だということがわかります。
ここの金額を1000円単位で変更しては「計算スタート」を何度か繰り返して、既存トラリピ設定のロスカット値75.102円以下となるように運用予定額を決定します。
以上のような流れで毎月1ポジションをコツコツ追加していくのがいいでしょう。
\トラリピの口座開設はこちら⬇️/
コメント