【豪ドルでトラリピ設定】通貨の特徴 豪ドル/円での設定を紹介

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トラリピまたはFXで豪ドルを運用しようと考えている方の以下のお悩みを解決します。

  • 豪ドルってどんな通貨?トラリピで運用するなら豪ドル/円or豪ドル/米ドル?
  • 豪ドル/円でのおすすめトラリピ設定は?
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豪ドルってどんな通貨?トラリピで運用するなら豪ドル/円or豪ドル/米ドル?

石炭や鉄鉱石などの資源が豊富な資源国であり、豪ドルは資源国通貨の代表格です。

資源輸出への依存度が高く、中国が最大の貿易相手国であるため、オーストラリア経済は中国の景気動向の影響を受けやすいです。

オーストラリアは先進国であり、世界的に見て政治・経済が安定しており、金利が比較的高いのが特徴です。

トラリピで運用するなら豪ドル/円or豪ドル/米ドル?

チェックしていく項目は次の2点です。

  • レンジ相場を形成しているか。
  • レンジ幅が広すぎないか。

豪ドル/円と豪ドル/米ドルの過去12年間のチャートを以下に示します。

豪ドル/円 12年間チャート

豪ドル/米ドル 12年間チャート

どちらもレンジ相場を形成していますが、豪ドル/円の方が上下が激しいのでその都度、新規注文と約定注文の機会が多いです。したがって、どちらかという豪ドル/円の方がトラリピ運用にはおすすめです。

次にヒゲも含めたレンジ幅を見ていきます。
豪ドル/円:55~105円
豪ドル/米ドル:55~110円

レンジ幅は狭いほうが良いです。なぜなら、同じ資金で運用した際により密にポジションを仕掛けることが出来るからです。

したがって、豪ドル/円の方がトラリピ運用向きと言えます。

豪ドル/円でのおすすめトラリピ設定は?

上記で運用する通貨ペアとレンジ幅が決まりました。
運用する通貨ペア:豪ドル/円
レンジ幅    :55~105円⇒55~80円に買い注文 80~105売り注文

後決めるべき項目はロスカット値運用予定額です。

ロスカット値の設定方法は人それぞれですが、私は下記の2条件を満たすように設定しています。

  • 買い注文の場合、過去最も落ち込んだレートでも耐えることが出来るか。
    →過去12年間分のチャートにおいてレートが最も落ち込んだのは2008年10月の約55円なので、少し余裕をもって54円付近にロスカット値を設定します。
  • 上記で設定したロスカット値は現在のレートから10円以上余裕があるか。
    →例えば、現在のレートが60円だとするとロスカット値の設定は50円にします。
    2020年5月現在のレートは69.7円なので、54円まで10円以上余裕があるのでOKです。

したがって、ロスカット値は54円付近に設定します。売り注文での考え方も買い注文の場合と同様です。

なぜ10円以上余裕を持たせるかの根拠は、過去の1日の最大変動幅を参考にしています。
詳細は下で説明しています。
強制ロスカット設定は過去チャートと1日の変動幅を参考に決定

あと残るは運用予定額です。

運用予定額の大小によって変わってくるのは、仕掛けるポジションの値幅です。額が大きければ値幅はそれだけ密になりますし、額が小さければ仕掛けるポジション数が少なくなり、値幅が疎になります。

例えば、運用予定額が30万円と100万円の場合で比較した結果を以下に示します。仕掛ける本数を調整して、ロスカット値54円付近になるように設定します。買い注文のみ示しています。

運用予定額:30万円

運用予定額:100万円

トラップ値幅は運用予定額30万円の場合は1.315円、運用予定額100万円場合は0.384円です。値幅は出来る限り狭いほうがいいです。

または、仕掛けるレンジ幅に等間隔にポジションを仕掛ける必要はないので、ロスカット値はそのままでトラップ値幅に密部分と疎部分を設定するのもありです。

例えば、過去2~3年間分のレンジ幅においてはポジションを密に設定し、それより過去のレンジ幅においては値幅を疎に設定するなど。

自分なりに条件をいろいろ変えてみて、納得のいく設定を探すのもありです。

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