トラリピでNZドル/米ドルを運用しようと考えている方の以下のお悩みを解決します。
- NZドルってどんな通貨?トラリピで運用する通貨ペアとして大丈夫?
- NZドル/米ドルでのおすすめトラリピ設定は?設定と実績を公開
NZドルってどんな通貨?トラリピで運用する通貨ペアとして大丈夫?
オーストラリアなどと同じ英連邦加盟国であるニュージーランドで使用される通貨です。ニュージーランドは乳製品や食肉、羊毛など畜産物が輸出の大半を占める農業国です。
おもな輸出相手国は中国、オーストラリアでニュージーランド経済は両国の景気動向に左右されやすいです。
NZドルはオーストラリアドル(豪ドル)と似たような値動きをする傾向があります。下記にNZドル/円、豪ドル/円のチャートを示します。
確かに似ています。
NZドルの金利は比較的高めの通貨で、リスクオンの時は買われやすく、リスクオフの時は売られやすい特徴があります。
NZドル/円とNZドル/USドルだとNZドル/USドルの方がトラリピ向け
NZドル/USドルの方がトラリピ向けの理由は下記となります。
- どちらもレンジ相場を形成している点
- NZドル/USドルの方がレンジ幅が狭いのでポジションを密に設定することが可能
→NZドル/円は45~94円、NZドル/USドル0.49~0.88ドル
NZドル/円とNZドル/USドルは円とドルでそれぞれ単位が異なりますが、1円=0.01ドルと考えます。若干ですが、NZドル/USドルの方がレンジ幅が狭いです。
NZドル/米ドルでのおすすめトラリピ設定は?設定を公開
実際に私が運用しているNZドル/米ドルでのトラリピ設定を紹介します。1年間40万円で運用し、確定損益83,615円を実現しました。ただし、注意してほしいのは含み損も抱えている点です。
含み損を考慮するとトータルでマイナスですが、あくまでチャートがいずれ元の位置に戻ってくるという想定での運用なので気にしません。
通貨ペア:NZD/USD
運用予定額:40万円
売買:売り
仕掛けるレンジ幅:0.6665~0.7100
1本あたり:0.1万通貨
1本1本あたりを何ドルおきに?:0.0015おきに
合計で何本並べる?:30本
1回のリピートで狙う利益は?:4ドル
ストップロス設定は?:設定しない
ロスカット:0.7834
通貨ペア:NZD/USD
運用予定額:40万円
売買:買い
仕掛けるレンジ幅:0.6215~0.6650
1本あたり:0.1万通貨
1本1本あたりを何ドルおきに?:0.0015おきに
合計で何本並べる?:30本
1回のリピートで狙う利益は?:4ドル
ストップロス設定は?:設定しない
ロスカット:0.5464
2020年2~5月のコロナショックにショックにより、仕掛けるレンジ幅0.6215~0.71を下抜けしてしまったので、4回に分けて合計41万円分のポジションを追加しました。
ポジション追加によって0.508ドルまでカバーできる設定にしました。それぞれの設定のロスカット値は0.40ドル付近に設定しています。
コロナショックにより含み損が結構膨れ上がっていますが、ロスカットしない限り損失は確定せず、そしてチャートはいずれ戻ってくるのでその時まで気長に待つことにします。
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