フラッシュクラッシュは2年に1回の頻度で発生 【トラリピ設定の際の参考に】

フラッシュクラッシュのイメージ図 FXトラリピ
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トラリピなどのFXを始めたがロスカット設定をどこにすればいいのか迷っているという方に参考になるフラッシュクラッシュについて説明します。

  • フラッシュクラッシュって頻繁に発生するもの?
  • フラッシュクラッシュによる為替変動幅ってどれくらい?
  • フラッシュクラッシュに対する対策は何をすればいい?

フラッシュクラッシュとは「瞬間暴落」のこと。株式や為替市場が瞬間的に急落する現象を指します。
出典元:三井住友DSアセットマネジメントHP



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フラッシュクラッシュは2年に1回の頻度で発生

  • フラッシュクラッシュって頻繁に発生するもの?
    過去12年間で6回発生しています。2年に1回のペース。
    米ドル/円における最大為替変動幅はイギリスのEU離脱の時で8.505円の円高

フラッシュクラッシュが発生すると、多くの方が「こんなことが起きるなんて思わなかった。」と言って強制ロスカットを喰らいFX取引から退場していきますが、発生頻度からわかるように決して珍しい出来事ではありません。

夏季冬季のオリンピックレベルの頻度です。

今後もフラッシュクラッシュのような瞬間的な為替の大暴落というのは2年に1回の頻度で発生し、当然ですが周期性はなく、前触れもほとんどなく発生します。

米ドル円のフラッシュクラッシュの歴史

米ドル円を例に過去12年にどんなフラッシュクラッシュが発生したか為替変動幅も併せて参考までに紹介します。

・2008年10月24日 リーマンショック 為替変動幅:7.31円 円高

・2010年5月6日 ギリシャショック 為替変動幅:5.99円 円高
高値93.97円から安値87.98円台まで急落しました。ギリシャ問題から波及したためギリシャショックとも呼ばれます。

・2015年8月24日 為替変動幅:5.22円 円高
わずか2分間で121.68円から116.46円台まで瞬間的に急落しました。一部では中国株の下落が原因と言われていますが、何が引き金になったか明確にはわからないそうです。

・2016年6月24日 イギリスのEU連合離脱 ブレグジット(Brexit) 為替変動幅:8.505円 円高

・2019年1月3日 アップルショック 為替変動幅:3.92円 円高
Appleの業績下方修正の発表が引き金となったアップルショックでは、わずか5分の間に108.89円から104.97円まで瞬間的に急落しました。正月三が日の最終日のしかも7:30頃という日本中が寝ているような時間帯に発生しました。

・2020年3月9日 為替変動幅:3.73円 円高
フラッシュクラッシュではありませんが、それに匹敵する規模の大暴落が発生し、短時間のうちに104.92円から101.19円まで下落しました。

フラッシュクラッシュ対策には証拠金維持率に余裕を持つこと

  • フラッシュクラッシュに対する対策は何をすればいい?
    ・証拠金維持率に余裕を持つ
    ・ストップロス(損切り)注文を設定しておく
    ・流動性が低いタイミングでの取引を控える

上記に3つ書きましたが、最も確実なのは「証拠金維持率に余裕を持つ」です。

ではなぜほかの2つがダメなのか説明します。

「ストップロス(損切り)注文を設定しておく」という一見最も安全な対策に思えますが、”窓”や”スリップ”のような穴が存在します。

”窓”とは、FX取引が終了する日本時間の土曜日朝6時から翌週の月曜日朝にFX取引がスタートする際に土曜日の終了時点の価格からずれた位置からスタートした際のその隙間のことです。

月曜日の朝7時に5分足でチャートを見てみてください。ほぼほぼ毎週”窓”ができています。

土日に何か大事件が発生した際の翌週月曜日の窓はかなり大きくなります。

その窓の部分にストップロスを設定していた場合は発動しません。 

スリップとは、フラッシュクラッシュなどで為替相場が瞬間的に変動した際に設定していたストップロス注文を出してから約定されるまでの短時間の間に相場が動いてしまい、

約定されたタイミングでの価格で取引が行われることを言います。

注文価格が滑ることからスリップといいます。

また、「流動性が低いタイミングでの取引を控える」ですが、大型連休などの多くの人が休みで取引量が少なくなるタイミングのことです。

しかし素人には流動性が低いタイミングというのがいつなのかわかりにくいから対策を打ちにくいです。

まとめ

  • フラッシュクラッシュって頻繁に発生するもの?
    →平均すると2年に1回の頻度で発生しています。当然ですが、発生するタイミングを予測することはかなり難しく、何の前触れもなく発生することが多いです。 
  • フラッシュクラッシュによる為替変動幅ってどれくらい?
    最大為替変動幅はイギリスのEU離脱の時で8.505円の円高
  • フラッシュクラッシュに対する対策は何をすればいい?
    →必要証拠金維持率に余裕を持つこと。

フラッシュクラッシュに耐えることが出来る設定はこちら↓を参考にしてください。

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