『トラリピ』って検索すると『やばい』とか『儲からない』って単語が出てきたんだけど…
トラリピに興味があって色々と調べていると『大損』とか『嘘』とか『やばい』などのネガティブな単語を目にして不安だという方の疑問を解決します。
トラリピ(マネースクエア)の特徴などの基本情報から、メリット・デメリット、評判や口コミなどをわかりやすく解説します。
自動売買系の代表的な同業者との比較や、ツイッターで拾った生の口コミを交えて説明します。
トラリピとは?マネースクエアとは?
『トラリピ』とは、マネースクエアが提供する自動売買サービスのことで、「トラップ・リピート・イフダン」を略して『トラリピ』と呼んでいます。
マネースクエアの会社概要はこちらです。
会社概要を見せられても正直「ふーん。で?」って感じです。
ですよね。
マネースクエアを知るという意味でなんとなく載せてみました。
マネースクエアを知る上で少なくとも知っておきたいところは『創業 又は 設立』と『預かり資産』です。
マネースクエアの創業は2002年10月10日で、預かり資産はFXCFD合算で1,000億円(2022年11月8日時点)です。
自動売買サービスを提供する証券会社はマネースクエアだけでなく、いくつかあるのでそれらの会社の設立と預かり資産を比較表にまとめました。
トラリピ マネースクエア | ループイフダン アイネット証券 | トライオートFX インヴァスト証券 | トラッキングトレード FXブロードネット | iサイクル2取引 外為オンライン | |
設立 | 2002年10月10日 | 2003年11月6日 | 1960年8月10日 | 1993年9月22日 | 2003年4月28日 |
預かり資産 | 1,000億円 2022年11月8日時点 | 非公開 | 967億円 2022年12月16日時点 | 非公開 | 692億円 2022年7月末時点 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
マネースクエアの設立は比較的最近だが、預かり資産は5社中トップだということが一覧表からわかります。
- 『設立』と『預かり資産』から分かること
- 設立:文字通りどれくらいの歴史があるかわかります。
歴史が長い企業の方がしっかりしたノウハウがあって安心に感じます。
預かり資産:事業の継続性がわかります。
預かり資産が多くて、さらに年々伸びていると「この事業は持続性があって、しっかり拡大しているんだな」ということがわかります。
トラリピの5つの特徴
トラリピの特徴は次の5つです。
- 『トラリピ®』はマネースクエアが特許を取得している自動売買サービス
- 投資運用にあまり時間をかけられない方の負担軽減を目的に『トラリピ®』を提供
- FX未経験者が半数以上
- トラリピ利用率94.5%
- 平均取引期間9.2年以上
特徴①:『トラリピ®』はマネースクエアが特許を取得している自動売買サービス
注文方式の「トラップリピートイフダン」、 略して「トラリピ」は 特許を取得しているマネースクエア独自の自動売買サービスです。
特徴②:投資運用にあまり時間をかけられない方の負担軽減を目的に『トラリピ®』を提供
会社員のように1日8時間以上も拘束さえて、投資に割く時間がないという方に向けてトラリピを提供しています。
設定さえしてしまえば基本的にあとは観察だけして、たまに設定を見直すという感じです。
仕事中でも就寝中でも遊び中でもコツコツと取引をしてくれます。
特徴③:FX未経験者が半数以上
2020年4月~2021年3月の期間中に口座開設された方のうち55.4%はFX未経験者です。
特徴④:トラリピ利用率94.5%
2020年4月~2021年3月の期間中、取引が成立した方の94.5%がトラリピを利用しています。
特徴⑤:平均取引期間9.2年以上
取引中の口座において、その平均取引期間は9.2年以上です。
また、5年以上取引している口座は全体の6割以上です。
トラリピのメリット
トラリピのメリットについて解説します。
- 1,000通貨単位で取引可能
- 取引中に画面に張り付く必要がない
- セミナーなどのサポートが充実
- プロの投資家が考えた戦略を真似することができる
- トラリピの仕組みは簡単で理解しやすい
メリット①:1,000通貨単位で取引可能
証券会社の中には最小取引単位が1万通貨単位というところもある中、トラリピは1,000通貨単位で取引が可能です。
他の自動売買系を取り扱う会社の中でも最も少なくて1,000通貨単位です。
メリット②:取引中に画面に張り付く必要がない
一度設定してしまえば基本的にあとは観察です。
デイトレードみたいな短期トレードだと、モニターを何台も並べて1日何時間もチャートとにらめっこなんて話を聞いたことがあるかと思います。
でもトラリピは中長期を想定した運用モデルなので、貴重な時間を取引に割く必要はほとんどありません。
メリット③:セミナーなどのサポートが充実
上記のセミナーはFXとCFD合わせて表示していますが、ひと月に7回もセミナーを開催しています。
この月がとりわけ多いわけではなく、毎月大体これくらいの頻度でやっています。
しかもほとんどのセミナーが参加費無料です。
開催地こそ関東や関西のように一部地域に限られてしまいますが、WEB開催などもあり、しかも口座開設しなくても参加できる「どなたでも可」もあります。
口座開設すれば全てのセミナーへ参加可能です。
メリット④:プロの投資家が考えた戦略を真似することができる
なんとプロの投資家が考えた戦略をそのまま真似することができます。
上記の一覧で表示したのが2022年12月24日時点で公開されている戦略ですが、設定来パフォーマンスを見ると低くても113.67%、高いと135.49%という驚異的な数字となっています。
AUD/NZDのダイヤモンド戦略をリリース後に100万円で運用していれば、12月24日時点で135.49万円になっているということです。
しかもほとんどの戦略が2022年の歴史的な円安相場が始まる前に運用スタートしており、しっかり生き残ってしかも利益を出しているのであっぱれです。
注意点
いずれの戦略も当然リスクはあるので、設定を目を瞑って信用せずに、自分で理解して運用することをおすすめします。
理解した上で運用すれば、失敗した時にそれなりに納得もできますし、勉強にもなるからです。
メリット⑤:トラリピの仕組みは簡単で理解しやすい
自動売買と聞くとなんか胡散臭くて怪しい感じがしますが、トラリピは仕組みが簡単で理解しやすいです。
トラリピの仕組みについてまだ?な方は、公式サイトが出している動画を見ればトラリピの仕組みを理解できると思います。
約4分半でトラリピについてわかりやすくまとめてあります。
トラリピが自動化しているところは、誰しもが「めんどくさ!」って思う繰り返し作業の部分であって、狙うレンジ幅やトラップ数、トラップ値幅、ロスカット値を設定するのは自分自身です。
なので、トラリピとは何かが分かれば怪しさも何もないこと理解できたでしょう。
トラリピの評判
実際にトラリピを利用している人たちの評判を紹介します。
ツイッターでリアルな評判をピックアップしてみました。
トラリピの良い評判
まずは良い評判から。
今週は何といっても黒田ショック。 日銀のサプライズで阿鼻叫喚と見せかけて、 #トラリピ鈴は絶好調で歓喜の声がたくさんです。
やっぱりこういう急変でも安心して運用できるトラリピって最高ですね(#^.^#)
トラリピは相場が上下して動いてくれると利益が出るので、2022年年末の黒田ショックと言われるような〇〇ショックがくると利益を大きく伸ばすチャンスです。
先週のチャリン♪ おはようございます
先週は本業の忙しさがどピークで、早朝から深夜まで仕事に追われ、生き延びるのに必死だったのですが笑、そんななかでも利益を積み重ねてくれていたトラリピさまさま
明日から有休で今日で仕事納め! 1日頑張って働きます
トラリピは自動なので、仕事が忙しくて寝てても遊んでても黙々と利益を積み重ねてくれます。
仕事が終わって久しぶりにログインして、利確していたら本業と副業で同時に稼ぐ喜びを感じることができます。
月曜日が楽しみになりました。社畜の私は月曜日が死ぬほど嫌でした。今でも嫌だけど。笑。だけどトラリピ始めて月曜日になるとトラリピが動き出すので、ワクワクして月曜日の朝を迎えることができるようになりました。トラリピの副産物ですね。社畜に皆様にはお勧めの投資方法だと断言できますよ!
『月曜日が楽しくなった!』これは多くの人が言っていますね!
仕事が休みだけど市場は動いてる祝日なんてもう最高です!
そんな祝日に限って遊びに夢中になって、トラリピを確認するのが1日1回とかになるんですよね。笑
仕事の日は2~3時間おきに「利確してないかな〜」ってチェックするくせに。
トラリピの悪い評判
続いて悪い評判はこちら。
トラリピは含み損を抱えながらの運用が多いのですが、上記の方は数百万単位の含み損を抱えているかと思います。
設定レンジが狭すぎた場合、レンジを突き抜け証拠金維持率が100%を切ると自動ロスカットとなります。
円安で積み上がったマイナススワップ処理でほとんど利益消えたけど、ポジション整理できてよかった
通貨間の金利差で発生するスワップポイントがマイナスになる場合、含み損とマイナススワップのダブルパンチとなります。
相場が戻ってきてずっと塩漬けだったトラリピ注文が決済されたとしても、確定利益<マイナススワップとなることも十分にあり得ます。
しかもトラリピは自動売買ツールを扱っていない証券会社に比べるとプラススワップ少なめ、マイナススワップ多めなので注意が必要です。
ただ、同じく自動売買ツールを扱う5社(上述)の運用コスト(売買手数料、スプレッド、スワップポイント)と比べると特に高いことはありません。
よく考えれば当然ですが、自動売買ツールを提供している手数料と考えれば納得ですね。
スワップポイントや手数料についてさらに知りたい方は
『トラリピのスワップポイントを他社4社と比較! スワップ狙いをおすすめしない理由2つ』
で解説しています。
『トラリピは儲からない』と言われる3つの理由
儲からないと言われる主な理由は⬇️の3つです。
- 含み損を常に抱えながらの運用
- “FX=儲かる”というイメージが強い
- トラリピの失敗パターンに当てはまってる
理由①:含み損を常に抱えながらの運用
トラリピは短期的に上がるのか下がるのかを予想せずに、幅広いレンジにトラップ(注文)を仕掛ける手法なので、基本的に含み損を抱えながらの運用となります。
したがって、注文とは逆のトレンドが発生した際は、含み損がどんどん膨らんでいくことになります。価格が戻ってきて決済されるまでそのポジションは塩漬けとなります。
FXトレードではしばしば「損切りできない奴はダメだ」みたいなことを聞きますが、短期的な動きを予想するデイトレードやスイングトレードとは違い、トラリピは短期的な動きは予想せず、数年という超長期で収まるであろうレンジを予想する手法なので基本的に損切りはしません。
なのでどんどん膨らんでいく含み損に耐えきれなくなって”損切り”というパターンが非常に多いです。
私が実際に運用しているNZD/USDのトラリピ(上記)を見てわかるように、短期的な値動きを予想せずに、幅広いレンジに注文を仕掛けて、ストップロス注文は仕掛けずに含み損が増えようが、チャートが戻ってくるのをひたすら待ち続けるので、”含み損<利益(確定利益)”となるまで時間がかかります。
2022年10月には含み損が過去最大となり、確定利益(70万円)+含み損(-120万円)=-50万円くらいまで膨れました。
でも設定時に想定したロスカットまではまだまだ余裕があったので、「円安もいずれ落ち着くでしょ」と焦ることなく運用することができました。
私自身、コロナショックで含み損が大幅に増えた時期もあり、安定して”利益>含み損”となるまでには運用を開始してから1年6ヶ月程度かかりました。
※利益<含み損の期間はグラフがなくてすみません。人間ってそういうもんですよね笑
Twitterを見てみても、1年近くかかったという声が多数見受けられます。
理由②:“FX=儲かる”というイメージが強い
よくテレビの特集や広告とかで、モニター何台も繋いでトレードして、『1日で数十万稼ぎました!』みたいなののせいで、コツさえ掴めばFXでトレードするだけで簡単にお金を稼げるみたいな印象を持っている人がいます。
また、FX=ギャンブルだから当てれば一攫千金ゲットできるみたいな、短期で稼げるイメージをトラリピに当てはめるとギャップで『全然稼げねーじゃん』ってなるかもしれません。
『トラリピ=FX』であることに間違いはありません。
が、厳密にはトラリピは、FXの運用手法の1つに過ぎません。
そして、運用手法1つ1つに特性があります。
- FXデイトレードの特徴
- ・短期間で結果が出る
・予想が外れたら、基本的に損切りするので、多額の含み損を抱えることはない
トラリピは、デイトレードの特徴とは真逆となります。
- トラリピの特徴
- ・結果はコツコツと積み上げていくため時間がかかる
・相場予想をせずに幅広いレンジに注文を仕掛けるため、基本的に含み損を抱えながらの運用となる
理由③:トラリピの失敗パターンに当てはまってる
トラリピの失敗パターンに当てはまっていたら、当然稼げません。
同じFXとは言えど、デイトレードにはデイトレードの、スイングトレードにはスイングトレードの、トラリピにはトラリピの手法があります。
トラリピはFX運用手法の1つであり、特性を理解して設定しないと『儲からない!』ということになり兼ねません。
下記の失敗パターンに当てはまっていないかチェックしてみてください。
- 運用している通貨ペアがレンジ相場を形成していない
- 想定レンジ幅が狭すぎる
- ロスカット条件を認識していない
- 相場変動が少ないとポジションを追加してしまう
- 含み損に耐えきれず損切りしてしまう
詳しくは下の記事で説明していますので気になる方はどうぞ。
口座開設
マネースクエアの口座開設はこちらからどうぞ。
申請から開設まで数週間かかるので余裕を持って、申し込んでください。
また、口座開設してログインすると資産運用シミュレーションを使えるようになるので、運用前に色々と試してみて本当に運用するかどうか決めるのもありかと。
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